京都と大阪の県堺にある小さな町・大山崎町のミニコミ誌『大山崎ツム・グ・ハグ』の「お仕事図鑑」のコーナーに弊社の記事が掲載されました。

月に1回発行される紙面でなんと5回シリーズで取り上げていただきました。

丁寧な取材をしていただきました大山崎リトルプレイスさん、本当にありがとうございました!

独特なタッチの「絵」と文章でご紹介いただきましたが、内容がとてもわかりやすく書いていただきましたので、弊社の作る竹垣の作り方がよく伝わる内容となっています。

大山崎ツム・グ・ハグ

ツム・グ・ハグお仕事図鑑『竹垣職人❶』―建仁寺垣・竹垣の専門店 長岡銘竹株式会社―

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 由緒ある建仁寺や桂離宮などの竹垣。京の町家などでよく見られる犬矢来や袖垣。伝統的な竹製品を作る一方で、ボトルが宙に浮いているように見える斬新でおしゃれなボトルスタンドなど、西山の竹からさまざまな芸術的工芸品を生み出す『長岡銘竹株式会社』。その高い技術から、活躍の舞台は日本にとどまらず、アメリカやイタリアなど海外にもおよびます。
その活躍ぶりから順調にみえる長岡銘竹株式会社ですが、バブル崩壊の影響で高給な竹製品が売れなくなったり、火事で工房が全焼し資材や道具一式を失ったりなどの苦難もありました。
竹工芸技能士で二代目社長の三島一郎さんと、社員で職人の真下彰宏さんにお話を伺います。今号では、会社の成り立ちや三島さんが会社に入社するまでをお送りします。

ツム・グ・ハグお仕事図鑑「竹垣職人❷」

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竹垣や袖垣、犬矢来など、伝統的な垣からおしゃれなボトルスタンドまで京都の竹を使ってさまざまな竹工芸品を生み出す『長岡銘竹株式会社』。

 前号は、現社長の三島一郎さんが自動車会社を退職し、父親が経営する長岡銘竹株式会社(以降『長岡銘竹』)に入社するまででした。
 ところで、会社は向日市、工房は大山崎町にあるのに、社名に『長岡』とあるのはなぜですか?
「設立当時、二市一町の合併話がもちあがっていて、先を見越して長岡を入れたんですわ」
 なるほど。そういえば『銘竹』についてもわかってないなと辞書で調べれば、『銘菓』『銘酒』はあっても『銘竹』は見当たらない。ネットで検索すれば並ぶのは『京銘竹』。では京銘竹とは?と目を向ければ、その中に長岡銘竹さんのHPが。開いてみると「京都産の竹で、京都ならではの技法で生産された竹のうち、『白竹・胡麻竹・図面角竹・亀甲竹』を京銘竹と呼びます。」とあります。今号は京都産の竹と京銘竹について綴ります。

ツム・グ・ハグ お仕事図鑑 『竹垣職人❸』

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伝統的な竹垣からおしゃれなボトルスタンドまでさまざまな竹工芸品を生み出す『長岡銘竹株式会社』(以降『長岡銘竹』)。 今回は三島社長と、社員で職人の真下彰宏さんに伺います。

前号では、京銘竹がどんな竹でどうやってつくられるのかと、現社長の三島一郎さんが長岡銘竹株式会社(以降『長岡銘竹』)に入社し、働きながら技を学び、国家資格の竹工芸技能士を取得し、2代目社長に就任するまでをつづりました。

さて、今号は…三島さんが2代目社長になった矢先に訪れたバブル崩壊。長岡銘竹も打撃を受けますが…。

【技は身を助ける】培ってきた技術と信用で本物を必要とするお客さんから注文が入るように。

ツム・グ・ハグ お仕事図鑑 『竹垣職人❹』

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伝統的な竹垣からおしゃれなボトルスタンドまでさまざまな竹工芸品を生み出す『長岡銘竹株式会社』(以降「長岡銘竹」)。前回は三島社長と、社員で職人の真下彰宏さんが出会い、真下さんが長岡銘竹に入社するまでと、竹垣の種類についてでした。さて今回は…。
真下さんが戦力に加わり、桂離宮や松花堂庭園などの名所や料亭、商業施設なども手広く施工し、会社は大きく発展していました。しかし、2010年、京都市西京区大原野の工房が火事に。会社を閉める覚悟もした社長でしたが、かつての同業者が大山崎の工房を貸してくれたのです。
 心機一転、大山崎からの再出発後は、新商品開発や海外イベントへの参加などさまざまな分野へ展開。竹垣や新商品を携え、真下さんが飛び回ります。