想いがカタチになる

製作工程

Bamboo SVG

CASE1 建仁寺垣の現場施工

お客様との話し合いで設計された竹垣を、ご自宅へお伺いし、施工させていただきます。

今回の工事は積んであるブロックの穴に柱を立てて、建仁寺垣を施工します。

今回の工事は積んであるブロックの穴に柱を立てて、建仁寺垣を施工します。

ブロックの穴にアルミの柱を立て、セメントで固定します。後日セメントが固まったら、レベルを取り、柱をカットします。<br>※なお、カット方法は企業秘密のため、お見せすることはできません。

ブロックの穴にアルミの柱を立て、セメントで固定します。後日セメントが固まったら、レベルを取り、柱をカットします。
※なお、カット方法は企業秘密のため、お見せすることはできません。

高さにより、もっとも適した割り振りをし、下地の木を入れていきます。ここで完成形が決まるので完成のイメージができるかどうかが経験に表れます。

高さにより、もっとも適した割り振りをし、下地の木を入れていきます。ここで完成形が決まるので完成のイメージができるかどうかが経験に表れます。

枠組みが出来上がったら割竹を貼っていきます。

枠組みが出来上がったら割竹を貼っていきます。

あらかじめ、機械で半分にひいた押へ竹を下地の木の位置に止めていきます。

あらかじめ、機械で半分にひいた押へ竹を下地の木の位置に止めていきます。

機械で半分にひいているため、
竹垣にぴったりと沿います。
ここが長岡銘竹の建仁寺垣の特徴です。

縄を掛けたら完成です。全体的に見て、違和感のない見栄えにすることを心がけています。

縄を掛けたら完成です。全体的に見て、違和感のない見栄えにすることを心がけています。

CASE2 犬矢来
(駒寄せ)工房製作

工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。

今ご依頼いただいた駒寄せの寸法に合わせて型を製作します。高さと奥行きの寸法から考え、最も美しい形になるように膨らみを作ります。

今ご依頼いただいた駒寄せの寸法に合わせて型を製作します。高さと奥行きの寸法から考え、最も美しい形になるように膨らみを作ります。

駒寄せの商品はこの膨らみにあると考えております。他店の物と比べて、美しさに定評があります。

駒寄せの下地になる木材(桧)は、プレーナーとカンナで4面共まっすぐになるよう削ります。

駒寄せの下地になる木材(桧)は、プレーナーとカンナで4面共まっすぐになるよう削ります。

曲がったままの木を使うと製品も歪んでしまうため、ここでしっかり補正をしておきます。

削った木材を寸法の幅に合わせて真っすぐに切り、型と合わせて枠を組みます。

削った木材を寸法の幅に合わせて真っすぐに切り、型と合わせて枠を組みます。

今ご依頼いただいた駒寄せの寸法に合わせて型を製作します。高さと奥行きの寸法から考え、最も美しい形になるように膨らみを作ります。

今ご依頼いただいた駒寄せの寸法に合わせて型を製作します。高さと奥行きの寸法から考え、最も美しい形になるように膨らみを作ります。

駒寄せの商品はこの膨らみにあると考えております。他店の物と比べて、美しさに定評があります。

両面とも貼れたら、今度は前面にも貼っていきます。

両面とも貼れたら、今度は前面にも貼っていきます。

仕上げに、竹を1mm単位で削り、幅を調整し隙間なく敷き詰めます。こうすることで、あらゆるサイズに対応しています。

釘が横一線になるように、注意して 作業します。竹を貼り終えたら、余分な竹をカットして完成です。

釘が横一線になるように、注意して 作業します。竹を貼り終えたら、余分な竹をカットして完成です。

CASE3 竹枝離宮垣の作り方

工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。

たくさんある枝の中から節間の合うものを選り出します。

たくさんある枝の中から節間の合うものを選り出します。

妥協のない選別が、紛麗な竹垣を生み出します。

選り出された枝です。同じ間隔のものはありません。

選り出された枝です。同じ間隔のものはありません。

ここからさらに順番にならべます。

小枝を束ね、枝を編みます。

小枝を束ね、枝を編みます。

枠に貼り付けていきます。

枠に貼り付けていきます。

ならべた節が綺麗に見えるように細心の注意を作業しています。

揃えた節がまっすぐに見えています。

揃えた節がまっすぐに見えています。

押さえ竹をして、化粧縄を掛ければ完成です。

押さえ竹をして、化粧縄を掛ければ完成です。

CASE4 光悦寺垣の作り方

工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。

角度に気をつけながら、狙ったシルエットに芯材を曲げていきます。

角度に気をつけながら、狙ったシルエットに芯材を曲げていきます。

芯材は折れないように切り込んでいきます。

柱と先ほど曲げた竹に穴を開け、“受け”を差し込み、枠を組みます。

柱と先ほど曲げた竹に穴を開け、“受け”を差し込み、枠を組みます。

竹を約1寸(約3cm)に割り、裏を削ります。竹を並べて、菱を編んで縄を掛けます。

竹を約1寸(約3cm)に割り、裏を削ります。竹を並べて、菱を編んで縄を掛けます。

菱が均等にならないと、縄の結び目が枠と平行にならず、上や下に無くなってしまったり…。“自然な見た目”を作るには、技術が必要です!

竹を割り、芯材に巻いていきます。失敗したら切れてしまうので、割り竹を割る時は丁寧に慎重に作業します。

竹を割り、芯材に巻いていきます。失敗したら切れてしまうので、割り竹を割る時は丁寧に慎重に作業します。

角度がつくほどに細かく割らないと曲がりません。

巻き上がったところです。節のところはこのようにきれいな模様になります。

巻き上がったところです。節のところはこのようにきれいな模様になります。

最初に曲げた竹と柱の竹を巻き上げて、化粧縄を掛ければ完成です。

最初に曲げた竹と柱の竹を巻き上げて、化粧縄を掛ければ完成です。

道具、機械の紹介

竹垣を生み出す機械

工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。

手押しカンナ
手押しカンナ

竹や木を真っすぐに削るときに使用します。1mm単位で削り、曲がりを補正します。

バンドソー
バンドソー

竹や木を細かく切るときに使用します。同じ寸法で切ることができるため、数が多いものはこちらで切ります。直線でも曲線でも自由自在に切れるため、とても便利です。

昇降盤
昇降盤

竹垣の押へに使う竹を半分に切るときに使用します。竹垣に添えるためには、手で割ったものよりも機械で割った真っすぐなものを使用します。近くで見ても、隙間が少なく、綺麗な仕上がりになります。

プレーナー
プレーナー

竹や木の厚さを薄くする時に使用します。垣の銅縁に使う木や、押えに使う竹、加工に使うときに必要となります。ハンドルで調整すれば、指定した厚みに削れます。

竹工芸・独特な道具

鉈

鉈(なた)は竹を削るとき、へぐときに使用します。刃の大きさ、厚さなどはたくさんあり、作業内容によって使い分けています。竹を”へぐ”とは薄く割くことです。籠(かご)を編んだり、枝折戸を製作する際に使用します。薄くすることで、割れにくくなり、編めるようになります。

鎌

鎌(かま)は竹を切った時に枝を掃(はら)うときに使用します。一般では流通していない珍しい型です。この鎌(かま)には職人ならではのこだわりが盛り込まれています。

つるのこ
つるのこ

竹切り専用ののこぎりで押しても引いても切れます。目が細く、ささくれやすい竹の表面もきれいに切れます。

菊割り
菊割り

竹を均等にわるための道具です。弊社では3枚割から9枚割まであり、用途や目的に応じて使い分けています。

ご注文の流れ

ご相談

竹垣や製品についてのご相談はお電話やお問い合わせフォーム、工房までのご訪問のいずれかからお気軽にご連絡ください。

無料見積もり

お客様のご要望をお聞きし、必要に応じて現地調査を実施します。調査やご相談に基づいて、より良いプランやアイデアをご用意いたします。

ご説明

調査やご相談の結果から、お見積書の内容をご説明させていただきます。作業工程や日数、費用まで詳細にご説明致します。疑問点などありましたら、お気軽にお尋ねください。

依頼

内容にご納得いただけましたら、作業に入らせていただきます。

納期について

高さや幅といった大きさのご指定(1cm単位)はもちろんのこと、地面に傾斜があり設置しづらい場所への対応、また竹の太さや幅、素材の変更まで、お客様のご希望やお好みに合わせて、できる限り細かなご要望に対応します。ご依頼いただいた後に、材料の手配をして製作いたします。ご注文内容やほかのご注文の状況により、納期が異なりますため、お気軽にお問い合わせください。

ご不明な点や、ご相談など
お気軽にお問合せください。

竹垣専門店ならではの品質の良さと、
生産販売だからこそできる価格が自慢です。
お見積もりだけのお問い合わせも大歓迎です。

※竹器におきましてはカタログはございませんが、ご希望の大きさや形にお作りすることができますので、
ご希望の形やサイズや数量に加え、どのようなシーンでお使いいただくのかなどお伝えください。
追ってお見積もりさせていただきます。

よくある質問Q&A >>>