アメリカ🇺🇸出張体験記2018②

 

2016年、2017年に続き、2018年もアメリカへ行ってきました!

アメリカ出張体験記2016①

アメリカ出張体験記2017①

今回は、それまでの2年間とは違う目的地へ行きました。

ご縁がご縁を呼び、さらにスケールアップしたイベントへ参加させていただきました!

今年の目的地は、ミズーリ州セントルイスにある「ミズーリ植物園。」

Missouri Botanical Garden公式サイトはこちら

アメリカ🇺🇸出張体験記2018①はこちら

 

今回のミズーリ植物園への訪問では、「ジャパニーズフェスティバルでの実演」と「お茶室の竹垣(萩の玉袖垣と枝折戸)の交換」がミッションでした!

そこで、萩の玉袖垣は日本で作り発送し、枝折戸は実演で作ることとなりました!

萩の玉袖垣

萩の玉袖垣 萩の玉袖垣

萩の玉袖垣は、太さを均一にすることや、肩のカーブのところがとても難しいです。

高額な輸送費がかかりますが、現地の方に見ていただけると思うとワクワクします。

フェスティバルの前日に現地に着いた時には、すでに設置して頂いてました!

missouribotanicalgarden

あとは縄をかけたら完成です!

missouribotanicalgarden萩の玉袖垣 missouribotanicalgarden萩の玉袖垣 missouribotanicalgarden萩の玉袖垣

静かな空間の中に、凛とした袖垣がよく似合っています。

あっ!改めて言いますが、ここはアメリカです!笑

写真だけ見てたら日本にいるように見えますよね笑

 

 

missouribotanicalgarden萩の玉袖垣

昨年のアンダーソン日本庭園の竹垣に続き、ここミズーリ植物園の日本庭園にも弊社自慢の竹垣が設置されました!

アメリカ出張体験記2017②はこちら

 

残るは実演での枝折戸の製作です!

missouribotanicalgarden

古くなったこの現状の枝折戸は数年前に日本から輸入されたようです。

明日から三日間のフェスティバルで、これを2台作ります!

完成させないと帰れませんので頑張ります笑

 

フェスティバルは三日間とも好天に恵まれました!

missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景

たくさんの方に枝折戸の製作風景を見ていただく事が出来ました!

実演場所の前にある広場で完成した枝折戸の撮影・・・洋風ガーデンでも意外と似合う!?

missouribotanicalgarden枝折戸

そして、茶庭の入り口に設置!

missouribotanicalgarden茶庭の枝折戸  missouribotanicalgarden枝折戸

無事にミッションを完了しました!^ ^

 

missouribotanicalgardenボトルスタンド

イベントでは、ボトルスタンドの販売も行いました。

やはり現地の方の反応は良いです^ ^

海外の方へのお土産に、ぜひ使ってくださいませ!

長岡銘竹公式ネットショップはこちら

 

アメリカで実演する際に、いつも問題になるのは材料です。

日本で工芸品につかう材料は真竹です。

割り易かったり、曲げても折れにくいなどの素材としての特徴があります。

出来れば現地の竹を使いたいのですが、実際に見て刃物を入れてみないと使えるかどうかの判断が出来ません。

これは毎回とても厄介な問題です。

そこで現地でも材料は用意してもらいながら、材料は日本からも事前に送っておきました。

 

植物園ですから竹くらい生えてるだろうと思いますが、実際には細い観賞用の竹が多く、あらゆる太さや条件の竹素材を手に入れるのはとても難しい事です。

missouribotanicalgarden

 

 

missouribotanicalgarden竹

今回用意して頂いた竹も、枝折戸の材料として割るには不向きな竹でした・・・。

粘りが無くて割りにくい、太さが細すぎるなど・・・。

missouribotanicalgarden実演風景 missouribotanicalgarden実演風景

でも、せっかく用意して頂いたので、時間に余裕があった三日目には、こんなものも作ってみました。

 

 

海外でもこのような日本庭園やお茶室はまだまだたくさんあります。

その中で、本物の技術を求めているニーズがあり、我々に声がかかることはとても嬉しいことです!

そしてやるからには日本を代表して行くわけですから、素材や技の全てで「本物を」伝えて行きたいです。

 

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