職人の真下です!
昨年に引き続き、アメリカのイリノイ州にあるアンダーソン日本庭園のサマーフェスティバルに実演に行ってまいりました。
今回はその様子をお伝えしようと思います。
サマーフェスティバルは2017年8月19日(土)・20日(日)の二日間、アンダーソン日本庭園にて開催されるお祭りで昨年は二日間で3500人の入場があった地元のみならず少し離れた地域からもお客さんが訪れる人気のお祭りです。
その中で、京都の竹工芸を紹介できるのはとても喜ばしいことだと思います。
京都の竹工芸のために今の自分に出来ることは限られていますが、今後の竹工芸の発展に少しでもご協力できれば幸いです。工芸の世界も変化が必要です。今できることを一生懸命させていただきたいと思って参加させて頂いています。
なんと今年は玄関前に大きな看板が設置されていました。ありがたいです。
写真は同じく京都から参加の石工の斎田さん(左)と竹垣の僕(右・真下)です。
初日の朝にはセレモニーがあり、ロックフォードの市長さんをはじめスポンサー企業の方など多数の方がお見えになっておられました。
セレモニーのあとに庭園の長David氏と記念撮影させていただきました。
さて、実演の方ですが・・・
今年は「光悦寺垣」という竹垣にチャレンジしました。
二日間の実演で全ての工程をお見せすることは時間的に難しく、光悦寺垣の枠は前日に用意させていただきました。
実演では格子の竹を組むところ、枠に巻く竹を割るところ、割った竹を枠に巻くところなどを見ていただきました。
日本の竹工芸が目の前で見れるということでアメリカの方達も興味津々で見てくれています!
完成した光悦寺垣がこちら!
なんと今年もサインをねだられました。
汚い字でごめんなさい(笑)
さて、今年の渡米は実演だけでは終わらず・・・厚かましくも竹垣を設置してきました!
その様子は、こちらへ!
昨年の様子はこちらへ