竹に関する環境問題で今深刻な状況になりつつある『放置竹林』ですが、当社も加入している京都府向日市にあります「向日市竹産業振興協議会」では、このほど・・・
竹粉砕機のチッパーを国の補助金制度を活用し導入いたしました。
竹を粉砕してチップにしてしまう機械で、名づけて“チッパーくん”
このチッパーくんの威力は凄まじく、ガガガッ!と大きな音を出しながら竹を丸ごと飲み込み、竹を細かく粉砕してチップにして吐き出していきます!
この放置竹林が
ここまで綺麗に、そして明るくなりました!
チッパーくん以外の作業はもちろん人の手によって行われますのでとても重労働ですが、
綺麗に明るくなった竹藪をみると清々しい気分になるから不思議です。
高齢やなんらかの理由で竹藪の手入れに手が行き届かなくなった藪主さんからも一様に喜びの声をいただいておりますし、なにより前を通る方々が笑顔で通っていかれるのが印象的でした。
作業をしていると、ちょっとあわてんぼさんのたけのこもひょっこり顔をだしていましたよ。
我々が整備を進めております観光スポットの「竹の径」でも放置竹林の問題は出始め・・・
日光が遮られ暗い印象でしたが、
すっかり明るくなりました!
しかし、喜んでばかりはいられません。伐採の終わった竹藪を眺めると今度はたけのこではなく・・・
瓦やタイヤ、ビール瓶に電化製品、ほかにも毛布やブロック、空き缶、ペットボトル、自転車のサドルまで!
でるわ、でるわ・・・大量のゴミです。
放置竹林と同じように問題になっているゴミの不法投棄。もしかすると、放置竹林だから・・・って理由で破棄されてると思うと残念でなりません。
今後、放置竹林が無くなるとともに、ゴミの不法投棄もなくなればいいですね(^^♪
最後に・・・チッパーくんは依頼があればどこでも行きます!
向日市だけではなくて長岡京市、大山崎町をはじめ京都市など近隣の地域もきれいにして、明るくて不法投棄もされない“きれいで魅力ある竹藪”の保存を目指しております。
お問い合わせは当店まで!“きれいで魅力ある竹藪”を一緒に作っていきましょう(^-^)
先日、この事業の模様が京都新聞で紹介されました。