光悦寺垣の工房製作
1、 角度に気をつけながら、狙ったシルエットに芯材を曲げていきます。
point・芯材は折れないように切り込んでいきます。
2、柱と先ほど曲げた竹に穴を開け、“受け”を差し込み、枠を組みます。
3、竹を約1寸(約3cm)に割り、裏を削ります。竹を並べて、菱を編んで縄を掛けます。
point・菱が均等にならないと、縄の結び目が枠と平行にならず、上や下に無くなってしまったり・・・。“自然な見た目”を作るには、技術が必要です!
4、竹を割り、芯材に巻いていきます。失敗したら切れてしまうので、割り竹を割る時は丁寧に慎重に作業します。
point・角度がつくほどに細く割らないと曲がりません。
5、巻き上がったところです。節のところはこのようにきれいな模様になります。
6、最初に曲げた竹と柱の竹を巻き上げて、化粧縄を掛ければ完成です。
こちらの動画でも光悦寺垣の作り方を紹介しています。
THE PROCESS ザ・プロセス
『匠の技!京都が誇る竹垣ができるまで!竹工芸職人による光悦寺垣の製作プロセス』