京都府亀岡市の小中一貫校「育新学園」で、長岡銘竹株式会社が、竹についての講義と竹箸作りワークショップを行いました。
同校で進められている竹を使った取り組みの一環として、弊社の体験プログラムを採用いただきました。中学2年生24名と先生方にご参加いただき、約2時間の授業を通して、竹の特徴や京銘竹、放置竹林の活用について学び、自分で使う竹箸を作りました。
完成した竹箸は、授業の後も給食やご家庭で使ってくださっているそうです。竹を「知る・作る・使う」ことが、日々の暮らしにつながる機会となりました。
亀岡市・育新学園で行った竹の出前授業
今回の授業では、まず竹についての講義を行い、素材への理解を深めてから竹箸作りに取り組みました。
実施校:京都府亀岡市の小中一貫校「育新学園」
対象:中学2年生24名参加者生徒の皆さん・先生方
所要時間:約2時間
授業内容:竹・京銘竹についての講義、竹箸作り体験、放置竹林の活用に関する質疑
講師:長岡銘竹株式会社 代表取締役 真下彰宏
地域の素材である竹について学び、実際に手を動かして生活道具を作る。知識と体験の両方から、竹への関心を深めていただく授業です。
竹と京銘竹の講義で、身近な素材への理解を深める

授業の前半では、竹の特徴や暮らしとの関わり、京都の伝統的な竹材である「京銘竹」についてお話ししました。
普段、風景の一部として見ている竹も、素材として目を向けると、さまざまな表情や使い道があります。
竹について知ってからものづくりに取り組むことで、「竹がどのように生活の道具になるのか」を、より身近に感じてもらいたいと考えました。
生徒の皆さんは竹に大変興味を持ち、熱心に話を聞いてくださいました。私たちにとっても、竹の魅力や仕事について次の世代に伝える、貴重な時間となりました。
かんなを使った竹箸作りワークショップ
講義の後は、竹箸作りのワークショップです。
竹材を固定し、かんなで少しずつ削りながら、箸の形に整えていきます。写真からも、生徒の皆さんが手元をよく見て、集中して取り組んでいる様子が伝わります。

自分の手で削ると、竹の硬さや繊維の向き、削り具合による形の変化を感じられます。話を聞くだけでは分からない素材の特徴に気づけることも、竹工芸体験の魅力です。
同じ材料から作り始めても、出来上がる箸にはそれぞれの個性が表れます。自分で手をかけた一膳は、使うときにも特別な愛着を感じられるものになったのではないでしょうか。

完成した竹箸を、給食やご家庭でも
授業の後、生徒の皆さんが、自分で作った竹箸を給食やご家庭で使ってくださっていると伺いました。
体験で作ったものが、その日だけの記念品で終わらず、毎日の食卓で役立っていることを、うれしく思います。
箸を手に取るたびに、竹を削った感触や、自分で仕上げたときの喜びを思い出してもらえれば幸いです。
竹について学び、竹箸を作り、暮らしの中で使う。今回の授業が、竹を身近な素材として感じるきっかけになったことに、大きな意味を感じています。
放置竹林の活用は、竹を知り、使うことから
授業では、放置竹林の活用について、どのような方法があるのかという質問もいただきました。
私は、まず皆さんが竹林の現状を知り、竹に関心を持つことが大切だとお伝えしました。
竹を知ること。暮らしの中で竹を使うこと。そして、「竹を何かに活用できないだろうか」と考えること。
そうした人が増え、竹を使う機会が広がれば、竹林に手を入れるきっかけが生まれ、放置竹林を減らすことにもつながっていくのではないかと考えています。
竹を使うことだけで、放置竹林の課題がすべて解決するわけではありません。それでも、地域の素材を知り、その使い道を考えることは、身近にできる一歩です。
今回作った竹箸も、その一つ。毎日の食事で竹を使う経験から、地域の竹林や資源の活用にも目を向けてもらえればうれしく思います。
学校での竹工芸体験を、地域や環境を考えるきっかけに
竹箸作りは、ものづくりの楽しさに加え、地域の素材や暮らし、環境について考えるきっかけにもなる体験です。
今回の育新学園での授業でも、竹への好奇心を持って学び、真剣に制作に取り組む姿が印象に残りました。
ご参加くださった生徒の皆さん、授業の機会を設け、ご協力くださった先生方に、心より感謝申し上げます。
長岡銘竹株式会社は、これからも竹の仕事とワークショップを通じて、素材を知る楽しさ、自分の手で作る喜び、作ったものを大切に使う豊かさを伝えてまいります。
竹箸作り・学校向け出前授業についてのよくあるご質問
竹箸作り体験では、どのようなことを学べますか?
竹を削って箸に仕上げる体験を通して、竹の素材としての特徴や、手仕事によるものづくりを学べます。今回の授業では、竹や京銘竹についての講義、放置竹林の活用について考える時間も設けました。
今回の授業の人数と所要時間は?
育新学園の中学2年生24名と先生方にご参加いただき、竹についての講義と竹箸作りを合わせて約2時間で実施しました。必要な時間は、人数や授業内容によって異なります。
学校での出前授業は相談できますか?
長岡銘竹株式会社では、学校での竹箸作りや竹工芸ワークショップについてご相談を承っています。対象学年、参加人数、会場、授業時間、学習の目的をお知らせください。
亀岡・京都での竹工芸ワークショップのご相談
長岡銘竹株式会社では、竹箸作りをはじめとした竹工芸ワークショップを行っています。
学校での体験学習や地域学習、環境について考える授業など、竹を使った学びの機会をご検討の際は、お気軽にご相談ください。