毎日見ていると気付かないものですが、竹垣は雨や紫外線の影響で日に日に黒ずんできています。
それを“わびさび”ととらえるのか、“汚れ”ととらえるのかは難しいところですが、
汚れを落とすと、意外と綺麗になるのは、みなさんご存じないのでは?
しかも汚れを落として綺麗にするほうが“長持ち”するのは間違いないようです(^-^)
そこで建仁寺垣を例に、竹垣の洗い方を説明しますので皆さんも試してみてください。
なお、「洗いたいけどこんなことめんどくさい」って方は、私たちプロに任せてくださいね(^^♪
~竹垣の洗い方~
1.気づいたらだんだん黒ずんできていました!
2.まずは、全体に水をかけます。水をかけると黒ずみが良く目立ちます。
水をかけてから少し時間をおく方が汚れが落ちやすくなります。
ブラシやたわしを使いゴシゴシ洗います。黒ずみだけがはがれるようにとれていきます。
左が洗う前、右が洗ったあと、綺麗になってるのがよくわかります。
力をいれて洗うので疲れますが、根気強く洗います。
3.竹と竹の間は歯ブラシのようなブラシを使い隙間の黒ずみもとります。
4.良くすすぎをしておきます。
乾いたらこのようにきれいな竹垣の色が戻りました!
最初の写真と比べてみると・・・
違いは歴然です(^^♪ もちろん色補正や画像処理など一切しておりません!
5、せっかく洗って綺麗になったので、少しでも長く“綺麗”を持たせたいものですよね(^^)
そこで、弊社では「竹専用の保護塗料」アリゾールを塗布しています。
他の保護塗料と大きく違うのは、粘度がある点です。
粘り気があるのでツルッとした竹の表面にも塗料がよく乗ります。
6、最後に縄をかけなおしたら完成です。
左側の竹垣のような黒ずみもなくなり、きれいな竹垣に生まれ変わりましたね(^^♪