【展示会のお知らせ】9/23〜26 京もの認定工芸士会『響』第2回工芸展

京もの認定工芸士会「響」第2回工芸展

【展示会のお知らせ】9/23〜26 京もの認定工芸士会『響』第2回工芸展
「京もの認定工芸士」は、京都府が指定する「京もの指定工芸品」34品目の従事者のうち、特に技術に優れた職人に対して授与される称号です。
「響(ひびき)」は、有志が集った主に職人歴10~30年の若手・中堅の職人で構成されたグループ。
2019 年1 月に開催した第一回工芸展では作品をより多角的に理解してもらうために素材や道具を含めた展示を行い、2021 年2 月に開催した「オンライン展示会~予習~」に続き、響として2 回目となる「第2 回工芸展」が令和2年9月23日〜26日に 開催されます。

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2021年9月23日(木)~9月26日(日)
京もの認定工芸士会「響」 第2回工芸展
〈会場:オンライン開催〉
後援:京都府、京都市、京都伝統産業ミュージアム
★出品内容
西陣織(手織法衣金襴織、爪掻きつづれ織)
京友禅(手描友禅、金彩工芸、引染め・ぼかし)
京焼・清水焼(絵付、成形)
京仏具(鳴物鋳造、箔押し、蒔絵)
京竹工芸(竹編)
京銘竹(竹垣)
京印章
京都の金属工芸品(かざり金具)
京漆器(蒔絵)
京扇子(金彩)
京たたみ
京の神祇装束調度品(御簾)
★京もの認定工芸士会「響」
京都府は、伝統産業である京都の工芸品34品目を “京もの指定工芸品” とし、工芸に携わり、優れた技術を持つ若手職人に “京もの認定工芸士” の称号を授与してきました。
「響」は、京もの認定工芸士の資格を持つ有志が集まり2018年に発足。京都府や京都市とも連携しながら、自分たちで企画運営を行い、工芸の活躍の場を広げようと活動している団体です。
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この展示会には、弊社職人の真下彰宏が参加いたします。
作品名「京銘竹袖垣 雲龍」
詳細
京都府や京都市に指定されている工芸品「京銘竹」を使った袖垣になります。
「京銘竹」は、白竹、図面角竹、胡麻竹、亀甲竹の4種あり、京都のみの製法で丁寧に作られたそれぞれに趣きのある竹です。
その4種の京銘竹、さらには煤竹や黒竹といった様々な竹材を贅沢に使った作品となりました。
作品名の「雲龍」は、袖垣の屋根の部分を雲に見立て、柱に使った亀甲竹を雲に向かう龍と見立てました。
先行きの見えにくい世の中ですが、悲観する事無く上を向いて進むこと願う気持ちを作品に込めました。
通常の袖垣が1m70cmほどの高さがあるのに対して、この袖垣は高さ1mと小さなものになります。
玄関の外で使うのが一般的ですが、このサイズですとインテリアや店舗の装飾など幅広くお使い頂けます。

こちらのイベント情報を、京都新聞アート&イベント情報サイト「ことしるべ」に掲載して頂きました。↓

http://event.kyoto-np.co.jp/feature/artspot/1631850178.4049.html

【真下彰宏プロフィール】

竹工芸 竹垣職人

京もの認定工芸士

1977年横浜生まれ。5歳の頃に京都府長岡京市へ移り住み、「竹」と身近に育つ。

京都伝統工芸専門校で竹工芸を学び、卒業後1998年に長岡銘竹株式会社に入社。入社以来、師である三島一郎(京の名工)に師事し、竹垣製作に従事する。主な仕事に、桂離宮、京都迎賓館、平安神宮、松花堂庭園などがある。2015年3月、京都府知事より、「京もの認定工芸士」に認定される。2016年から、アメリカやイタリアで竹垣の製作実演やワークショップをし、海外での竹工芸の普及を目指している。2020年コロナ禍では、新しいデザインの竹垣の制作、竹林整備活動や竹あかり、SDGsで繋がるアドベンチャーワールドとの商品開発、メディア出演など、竹の魅力を国内に伝える活動に力を注いでいる。

Akihiro Mashimo

Bamboo fence craftsman

Akihiro Mashimo was born in 1977 in Yokohama. He moved to Nagaokakyo City in Kyoto at the age of five, where he grew up around bamboo. He learned bamboo craftwork at the Traditional Arts School of Kyoto and then entered Nagaokameichiku Co., Ltd. in 1998 after his graduation. Afterwards, he studied under his teacher Ichiro Mishima (a recipient of the Kyoto Prefecture Traditional Industry Excellent Craftsman Award) and made bamboo fences. His major works are found at the Katsura Imperial Villa, Kyoto State Guest House, and Heian Jingu Shrine. He was recognized as a Certied Kyoto Traditional Products Craftsman by the governor of Kyoto Prefecture in March 2015.

経歴

2013年 バンブーデザインコンペ 奨励賞

2014年 竹工芸公募展in京都2014   京都市産業技術研究所長賞

2015年 竹工芸公募展in京都2015 佳賞

2015年 京都府知事より「京もの認定工芸士」に認定される。

2016年 バンブーデザインコンペ 奨励賞

2016年 米国イリノイ州ロックフォードのアンダーソン日本庭園のJapanese Festivalに参加し、竹垣製作実演をする。

2017    米国イリノイ州ロックフォードのアンダーソン日本庭園で、竹垣を製作する。Japanese Festivalに参加し、竹垣製作実演をする。

2017年 イタリア・ローマでギャラリー「DOOZO」にて竹垣製作実演・講演・ワークショップをする。

2018年 米国ミズーリ州セントルイスのミズーリ植物園で、竹垣を製作する。Japanese Festivalに参加し、竹垣製作実演をする。(3日間で2万人が来場する米国でも有数のフェス)

2018年 地元、京都府長岡京市のイルミネーションイベントで竹のオブジェ製作に携わる

2019年 米国フロリダ州モリカミ庭園で、竹垣を製作する。また、講演やワークショップ、竹垣製作実演をする。

2019年 イタリア・ローマでギャラリー「DOOZO」にて竹垣製作実演・講演・ワークショップをする。

2019年 竹とSDGsの関係を世の中に発信するために「竹のQRコード」の販売を開始する。

2019年 地元、京都府長岡京市のイルミネーションイベントで竹のオブジェ製作に携わる。

20204月 NHK WORLD-JAPANで国外向けに紹介される。

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2029134/

(NHK WORLD-JAPAN Core Kyoto  On Demand)

2020年 全国一斉点灯の竹あかり「みんなの想火」の京都の立ち上げメンバーとして放置竹林の竹を使った竹あかりの製作を始める。

2020年 学生と地元の企業とコラボし、モダンなデザインの竹垣を手がける。

2020年 地元、京都府長岡京市のイルミネーションイベントで竹のオブジェ製作に携わる。

2020年 アドベンチャーワールドのSDGsの活動に共感し、パンダの食べ残しの竹を使った製品の販売を開始する。

20211月 NHK京都放送局にて活動を紹介される。

https://www.nhk.or.jp/kyoto-blog/kyocolle/442826.html

2021年3月 KBS京都放送局にて活動を紹介される。

2021年4月 京都新聞でコラムの連載がスタートされる。

2021年7月 NHK京都放送局にて活動を紹介される。

2021年9月 KBS京都放送局にて活動を紹介される。

      UNIQLOとのコラボ企画で工芸を学ぶ学生と商品を制作する。

2021年11月 長岡銘竹株式会社の代表取締役に就任

2021年11月京都府亀岡市のイルミネーションイベントで竹のオブジェ製作に携わる。

2021年12月 地元、京都府長岡京市のイルミネーションイベントで竹のオブジェ製作に携わる。

2022年5月 MBS毎日放送「京都知新」で特集で活動を紹介される。

2022年8月 京都駅ビルで竹あかりイベントを開催。

2022年12月 竹工芸の展示品評会において4つの賞を受賞!

2023年1月 朝日放送「ほな行こCar!」にて活動を紹介される。

2023年3月 MBS毎日放送「Catch!」にて活動を紹介される。