本日、11/3文化の日に合わせて、この度新しく設置した竹垣のお披露目会を京都府長岡京市のおばんざいのなかの邸で行いました。
お披露目会は、コロナ禍での開催となり限られた人数となりましたが、プレス関係も数社お越し頂き、文化の日から始まる新たな文化を皆様で見守って頂く事となりました。
本日限定で、弊社の「移動式の竹の茶室」がなかの邸にお目見えし、車椅子おもてなし隊のメンバーによるお抹茶のサービスがあったり、竹灯籠に和蝋燭(中村ローソク様)を入れたライトアップを催し、文化の日の新しい竹垣お披露目会に花を添えていただきました。
お忙しい中お集まり頂きました皆様には、重ねてお礼申し上げます。
店先に、提灯も新しく設置されました。
新しくなったなかの邸へ、皆さま是非足をお運びください
ちなみに竹垣は、道路沿いに30メートル近くあります。
近くに来たら見に来てください
今回の竹垣は、なかの邸の道路沿いに約30メートルにわたりました。
新しい竹垣を作ることに挑戦し、作庭家重森三玲が龍吟庵で製作した意匠を参考にしています。
長岡京市にある、おばんざいとお酒のなかの邸の建物は、有形文化財でありその積み重ねた歴史の1ページにこの新しい竹垣が刻まれたことはとても嬉しいことです!
制作にあたり、沢山の方にご協力いただきお世話になりました。
デザインについては近隣の立命館高校のプロダクトデザイン講座の生徒さんにお願いし、「花鳥風月」をテーマにデザイン案を出して頂きました。それをプロのデザイナーさんに作りやすくかつ意味を持たせたデザインに書き起こして頂きました。これがかなりかっこいい!
作るのは正直大変だったのですが、通学路を通る子供達が毎日話しかけてくれるようになり、本物の竹で作る竹垣を近隣の方々も喜んで見ていただけました。
最終日には、立命館の生徒さん達も手伝いに来てくれて、一緒に最終仕上げを行いました。彼らの案がこうして形になった事は、忘れられない出来事になった事でしょう。
この竹垣のスタイルは、現代にも受け入れられる、新しい竹垣ではないかと思ってます。この挑戦が、ここからはじまるニュースタンダードになれば良いなと願ってます。
竹垣にはお寺の名前がつく事が多く、この竹垣にもお寺の名前がついた名称になればいいなと思っています。
出来れば竹の里おとくにの中からその名前がつけばいいなーなんて密かに思ってます。
そして、これからも長岡京市中、乙訓中、京都中、日本中、世界中でこの竹垣が作れるようになればいいなと夢描いています。
写真は、日が当たるにつれて緑から白へと変化し出したばかりの竹垣です。場所によって日当たりが違い、既に色の変化がわかります。
今日のお披露目会では、竹灯籠の中に和蝋燭を灯して竹垣もライトアップさせて頂きました。
今回の竹垣の制作には、動画と写真の撮影に同行して頂いておりました。
動画はYouTubeでご覧いただけます。
チャンネル名:Japanese Garden TV
【なかの邸スペシャルな竹垣 前編】
【なかの邸スペシャルな竹垣 後編】
お写真は長岡京在住の写真家
Toru Miyakeさんで投稿にも一部使わせて頂いてます。
長丁場、ご同行頂き有難うございました。