2020年11/7(土)〜12/6(日)、京都市上京区の妙覚寺の本堂にて、竹のインスタレーション(空間展示)を行います。
今年のテーマの「存在」を表現した作品です。
色づき始めた紅葉のライトアップとの共演は見ものです!
ぜひ、会場でご覧ください!!
■まるごと美術館「妙覺寺」特別公開
◆日時
2020年11月7日(土)〜12月6日(日)
10時〜15時/18時〜20時
※夜間はライトアップも行います
◆場所
日蓮宗・本山・妙覺寺(みょうかくじ)
京都府京都市上京区下清蔵口町38
Nagaoka Meichiku Co., Ltd. × Kyokame
竹工芸×作庭 』
生命の象徴であり、打合せる音は魔を払うとされてきた竹を 古より厄除けや力の源を象徴するとされる三角に配す。
〜まるごと美術館2020 「存在」〜
◾️まるごと美術館とは
アートの文脈ではなく、まちづくりから生まれた展覧会「まるごと美術館」は、運営メンバーのほとんどが京都で生まれ、京都で育ち、地元で商売をする人間です。私たちは、ガレージになる町家、衰退傾向にある寺院、祭事がなくなる神社、住民同士の接点の減少、シャッターが多くなる商店街、歩く人が少ない町、経済を支えていた産業が衰退していく地元に、地域「らしさ」がなくなる危機感を感じています。
このプロジェクトのミッションは、そんな町の現状を、文化的・経済的に豊かにすることです。
西陣織に代表される伝統工芸や、宗教都市京都の都市形成の歴史・由縁、そして寺社仏閣が持つ伝統や機能・文化財の価値、現在、町の商店や各場所で活動する人、広く地域資源と呼べるものに目を向け、アートの力を通してこれまでとは違う視点で、町の課題や掘り下げて見えてくる魅力を可視化・感覚化することを目的としております。
■2020のテーマ
「存在」
COVID-19の影響により私達の暮らしは一変しました。
今まで在ったものがなかったり、反対になかったものが在ったり。いるべき人がいなかったり、あるはずの仕事がなくなったり、私たちを取り巻く社会の在り方が、大なり小なり変化しているのではないでしょうか。
変化の根底にあるのは、それぞれの物事の捉え方。
必要だと言う人、不要だと言う人。元に戻りたいと願う人、戻りたくないと願う人…。
目に見えないウイルスの存在は、目に見えない考え方の差異を世界にあぶり出しました。
摩擦を起こしながら変化する社会の中で、これから起こる事象をそれぞれがどう捉えるのか。その時の感情が質量を持って目の前に現れた時、未来を生きる鍵となることを、私たちは期待しています。
ディレクター:菅 真継
(まるごと美術館HPより)
https://www.kyoto-marugoto.com/