令和元年度“京の名工展” へ出展いたします。

 

京の名工展

10月23日(水曜日)~10月27日(日曜日)まで京都文化博物館5階展示室において開催される令和元年度京の名工展に、弊社職人の「京もの認定工芸士(京銘竹)」真下彰宏が作品を出展いたします。
京の名工の作品が集う一年に一度の機会です。

今年度の作品は、「弧を描く袖垣」と題して、少しカーブを描いた作品になりました。

火で炙りながら、竹を曲げています。
見た目よりも、相当難しい職人技です。
どのような作品に仕上がったのか、ぜひ会場にてご覧ください!

 

令和元年度京の名工展~京の伝統工芸品、匠の技にふれる5日間~

―京都府伝統産業優秀技術者作品展―
―京の若手職人「京もの認定工芸士」作品展―

平安建都以来、千年を越える悠久の歴史の中、政治・経済・文化の中心地であった京都には、優秀な職人たちが数多く集まり、多くの目利きたちに支えられ、創造を重ねる中で、日本を代表する優れた染織品や工芸品が生み出され育まれてきました。

今日においても、京都の伝統産業は、長い歴史の中で培われた伝統の意匠と全国に誇る高い技術を持った職人さんたちの手で支えられています。

◇京都府伝統産業優秀技術者

京都府では、多年にわたり伝統産業に従事し、優れた技術をもってその発展を支えてこられた職人さんを「京都府伝統産業優秀技術者―京の名工―」として、昭和36年から知事表彰を実施してきました。

◇京の若手職人「京もの認定工芸士」

京都府では、西陣織や京仏壇・京仏具、京漆器など「京もの指定工芸品」34品目の従事者のうち、特に技術に優れ、意欲ある若手職人を対象に、「京もの認定工芸士」の称号を授与しております。

 

京の名工展開催概要

会場

京都府京都文化博物館5階展示室
住所:京都市中京区高倉通三条上ル
電話:075-222-0888

会期

令和元年10月23日(水曜日)~10月27日(日曜日)まで(5日間)
午前10時から午後6時まで(最終日は午後4時まで)

内容

京の名工、京もの認定工芸士の作品展示

京の名工による列品解説

京の名工、京もの認定工芸士による制作実演・体験

入場料

無料

特典

きものを着用の方、各日先着20名様に呈茶券をプレゼントします

主催

京都府、京都府匠会

 

リンク:令和元年度の京の名工展

 

<真下彰宏プロフィール>

竹工芸 竹垣職人
京もの認定工芸士

1977年横浜生まれ。5歳の頃に京都府長岡京市へ移り住み、「竹」と身近に育つ。
京都伝統工芸専門校で竹工芸を学び、卒業後1998年に長岡銘竹株式会社に入社。入社以来、師である三島一郎(京の名工)に師事し、竹垣製作に従事する。主な仕事に、桂離宮、京都迎賓館、平安神宮、松花堂庭園などがある。2015年3月、京都府知事より、「京もの認定工芸士」に認定される。現在、アメリカやイタリアで竹垣製作や実演をするなど、海外での竹工芸の普及を目指している。

経歴

2013年 バンブーデザインコンペ 奨励賞

2014年 竹工芸公募展in京都2014   京都市産業技術研究所長賞

2015年 竹工芸公募展in京都2015 佳賞

2015年 京都府知事より「京もの認定工芸士」に認定される。

2016年 バンブーデザインコンペ 奨励賞

2016年 米国イリノイ州ロックフォードのアンダーソン日本庭園のJapanese Festivalに参加し、竹垣製作実演をする。

2017年    米国イリノイ州ロックフォードのアンダーソン日本庭園で、竹垣を製作する。Japanese Festivalに参加し、竹垣製作実演をする。

2017年 イタリア・ローマでギャラリー「DOOZO」にて、竹垣製作実演・講演・ワークショップをする。

2018年 米国ミズーリ州セントルイスのミズーリ植物園で、竹垣を製作する。Japanese Festivalに参加し、竹垣製作実演をする。

2018年 地元長岡京市のイルミネーションイベントで竹のオブジェ製作に携わる。

2019年 米国フロリダ州モリカミ庭園で、竹垣を製作する。竹垣製作実演・講演・ワークショップをする。

2019年 イタリア・ローマでギャラリー「DOOZO」にて、「京都の職人inローマ展」に参加し、竹垣製作実演・ワークショップを行う予定。