竹枝離宮垣の施工事例を紹介します。
建仁寺垣・竹垣の専門店 長岡銘竹では職人の“目と腕と心”で、癒やしや和みを感じるあなたのための特別な空間をお届けしています!
崩れてきてしまっている竹垣を修繕して欲しいとのご依頼でした。鉄の柱が入っていたため、倒壊の恐れはありませんでしたが、枠の中に入れてあった竹枝が崩れ去り、反対側が見えてしまっていました。
竹枝離宮垣を製作する際には竹枝の選別をして、不要な枝を切る作業などがありますので、通常の竹垣よりも準備に手間とその分時間がかかります。今回は納期がぎりぎりの状態でしたが、なんとか間に合わせることが出来、その分お客様にも喜んでいただけました。
縦押さえの先端の形と素材を横向きに使用する形状が特徴的な竹枝離宮垣の名称は、「京都・桂離宮」に存在する竹垣の形が由来です。その由来を知ることで、より一層雅な気分に浸れる竹垣となりました。
竹垣の交換時期を判断するのは難しいところですが、ぐらついてきていたり、シルエットが崩れてきたら交換をお勧めしております。また、日頃のメンテナンスとしては、竹垣も車のように洗うことで外観のきれいさを保つことができます。(詳しくはこちら☞竹垣の洗い方とメンテナンスをご覧ください。)
施工のポイント
枝の選定・掃除から始まる竹枝離宮垣はかなり手間がかかります。一本一本丁寧に枝を並べてできる繊細な竹垣ですので、仕上がった際の喜びもひとしおです。