最近、お茶やお花を趣味にされている方が増えているように感じます。
都会の喧騒から少しでも離れ、心落ち着かせるには絶好の習い事ですね。
そんなお茶室には様々な竹製品があります。
今日はその一つである白竹製のすのこの製作工程をご紹介いたします。
すのこを作るためには、まず寸法に合わせた白竹を準備します。
白竹は青い真竹から作られます。
寸法に合わせた白竹を選りすぐり、決められた寸法に裁断していきます。
次に、裁断した白竹に穴を空けていきます。
すのこは一本一本竹の上下を組み替えながら製作していくため、この穴を開ける作業も注意が必要です。
写真のとおり、穴が並んでいるのがお分かりいただけますよね。
そして、すべての竹に穴が空いたら、銅線を通していきます。
銅線は針金よりも高価でありますが、サビにくさを考えると銅線を使わない理由はありません。
一本一本白竹に心を込めて銅線を通していきます
白竹にすべての銅線が通せたら、銅線を強く縛ります。
この際、全体の幅を最終チェックします。
そうして出来上がった白竹のすのこ。
お茶室にとても合いますね。
すのこのご発注をご検討中の方は、長岡銘竹までお問い合わせください。