アンダーソンジャパニーズ庭園での2日間の準備作業を終え、いよいよジャパンフェスティバルの本番を迎えます!
7月30日の土曜日と31日の日曜日の二日間行われたジャパンフェスティバルは、今回が6回目になるそうで、
年々来場者も増え、規模も大きくなっているようです。
初日の朝は大々的なセレモニーが行われ、僕らは日本から来た職人として紹介されました!
日本からは、僕をここへ導いてくれた斎田石材の斎田さんの他、薩摩ボタンの室田さん、旅する書道家 千葉清藍さん
がお見えになっておられました。
セレモニーの後、11:00からと13:30の2回実演させていただきました!
斎田さんはつくばいを、僕は枝折り戸の製作をしました。
日差しがきつい中、たくさんの方に足を止めていただき作業を見ていただきました。
アメリカ、特にここシカゴでは竹は成長しにくい環境のため生えていません。
ですので、ご覧いただいてる方々は、竹を割ってる姿を見て、「何やってんだろ〜」ってなもんなのでしょうか?w
そんな中でも、竹に興味がある方や初めて見ても興味を示される方もたくさんおられ、質疑応答をしながら、楽しく2日間の実演をさせていただきました。
子供達には竹で編んだ指輪をプレゼントしてました^^
サインを求められました!大事にしてくれてますかね?
通訳の仕事をされてたそうで日本語で話しかけていただきました。
2日間で3,000人以上の来場者があり、会場は大変な盛り上がりでした!
実演で仕上がった枝折戸は、今まで着いていた木製の扉と交換して、今後も庭園内に設置して頂きます。
もともと付いていた木の扉を・・・
今回製作した枝折り戸に付け替えさせていただきました!
お茶室前の扉も交換させていただきました!
実際に作ったものを、このように今後も庭園内でご使用頂いていますので、フェスティバル後にシカゴを訪れた方もぜひロックフォードのアンダーソンジャパニーズ庭園へ出掛けてみてください。
お世話になった庭園の管理責任者のTimさんと別れを惜しみながら・・・。
さて、仕事で行く初めてのアメリカ出張でしたが、行ってみて思うのは・・・世界は広いなと!しかし、広いけど、近い!世界との距離は近いです!!
神が宿る神秘的な竹。その竹で作る竹垣は、眺めてるだけで癒され、見る人の心をきれいにしてくれる、そんな力があります。
世界中の人に竹や竹垣の良さをもっと知ってほしいなと。心から思いました!