![](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/10/sm2.png)
CASE1 建仁寺垣の現場施工
お客様との話し合いで設計された竹垣を、ご自宅へお伺いし、施工させていただきます。CASE1
建仁寺垣の現場施工
お客様との話し合いで設計された竹垣を、ご自宅へお伺いし、施工させていただきます。
![case1_1](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case1_1-1.jpg)
今回の工事は積んであるブロックの穴に柱を立てて、建仁寺垣を施工します。
![case1_2](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case1_2-1.jpg)
ブロックの穴にアルミの柱を立て、セメントで固定します。後日セメントが固まったら、レベルを取り、柱をカットします。 ※なお、カット方法は企業秘密のため、お見せすることはできません。
![case1_3](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case1_3-1.jpg)
高さにより、もっとも適した割り振りをし、下地の木を入れていきます。
![case1_4](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case1_4.jpg)
枠組みが出来上がったら割竹を貼っていきます。
あらかじめ、機械で半分にひいた押へ竹を下地の木の位置に止めていきます。
![case1_6](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case1_6.jpg)
縄を掛けたら完成です。 参考費用: 高さ1.8mの場合 片面 35,000円~/幅1m 詳しくはお問合せください。
CASE2 犬矢来(駒寄せ)工房製作
工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。CASE2
犬矢来(駒寄せ)工房製作
工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。
今ご依頼いただいた駒寄せの寸法に合わせて型を製作します。高さと奥行きの寸法から考え、最も美しい形になるように膨らみを作ります。</>
駒寄せの下地になる木は、プレーナーとカンナでまっすぐになるよう削ります。
![case2_3](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case2_3.jpg)
削った気を寸法の幅に合わせて真っすぐに切り、型と合わせて枠を組みます。
![case2_4](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case2_4.jpg)
側面から竹を貼ります。
![case2_5](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case2_5.jpg)
両面とも貼れたら、今度は枠を寝かせて前面にも貼っていきます。
![point4](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point4.png)
![case2_6](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case2_6.jpg)
釘が横一線になるように、注意して作業します。竹を貼り終えたら、下部の余分な竹をカットして完成です。
参考費用: 高さ1.0mの場合 片面 68,000円~/幅1m 詳しくはお問合せください。
CASE3 竹枝離宮垣の作り方
工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。CASE3
竹枝離宮垣の作り方
工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。
![case3_1](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case3_1.jpg)
たくさんある枝の中から節間の合うものを選り出します。
![point5](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point5.png)
![case3_2](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case3_2.jpg)
選り出された枝です。同じ間隔のものはありません。
![point6](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point6.png)
![case3_3](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case3_3.jpg)
小枝を束ね、枝を編みます。
![case3_4](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case3_4.jpg)
枠に貼り付けていきます。
![point7](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point7.png)
![case3_5](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case3_5.jpg)
揃えた節がまっすぐに見えています。
![case3_6](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case3_6.jpg)
押さえ竹をして、化粧縄を掛ければ完成です。
参考費用: 高さ1.8mの場合 片面 90,000円~/幅0.8m 詳しくはお問合せください。
CASE4 光悦寺垣の作り方
工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。CASE4
光悦寺垣の作り方
工房で作られるものは、工房で制作し、配達・設置または発送しています。
![case4_1](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case4_1.jpg)
角度に気をつけながら、狙ったシルエットに芯材を曲げていきます。
![point8](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point8-1.png)
![case4_2](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case4_2.jpg)
柱と先ほど曲げた竹に穴を開け、“受け”を差し込み、枠を組みます。
![case4_3](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case4_3.jpg)
竹を約1寸(約3cm)に割り、裏を削ります。竹を並べて、菱を編んで縄を掛けます。
![point9](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point9.png)
![case4_4](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case4_4.jpg)
竹を割り、芯材に巻いていきます。失敗したら切れてしまうので、割り竹を割る時は丁寧に慎重に作業します。
![point10](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/point10.png)
![case4_5](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case4_5.jpg)
巻き上がったところです。節のところはこのようにきれいな模様になります。
![case4_6](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/case4_6.jpg)
最初に曲げた竹と柱の竹を巻き上げて、化粧縄を掛ければ完成です。
参考費用:100,000円~/5m 詳しくはお問合せください。
![title2](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/title2-2.png)
竹垣を生み出す機械
![tool_1_1](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/tool_1_1.png)
手押しカンナ
竹や木を真っすぐに削るときに使用します。1mm単位で削り、曲がりを補正します。
バンドソー
竹や木を細かく切るときに使用します。同じ寸法で切ることができるため、数が多いものはこちらで切ります。直線でも曲線でも自由自在に切れるため、とても便利です。
昇降盤
竹垣の押へに使う竹を半分に切るときに使用します。竹垣に添えるためには、手で割ったものよりも機械で割った真っすぐなものを使用します。近くで見ても、隙間が少なく、綺麗な仕上がりになります。
![tool_1_4](https://nagaokameichiku.com/wp1/wp-content/uploads/2016/09/tool_1_4.png)
プレーナー
竹や木の厚さを薄くする時に使用します。垣の銅縁に使う木や、押えに使う竹、加工に使うときに必要となります。ハンドルで調整すれば、指定した厚みに削れます。
竹工芸・独特な道具
鉈
鉈(なた)は竹を削るとき、へぐときに使用します。刃の大きさ、厚さなどはたくさんあり、作業内容によって使い分けています。竹を”へぐ”とは薄く割くことです。籠(かご)を編んだり、枝折戸を製作する際に使用します。薄くすることで、割れにくくなり、編めるようになります。
鎌
鎌(かま)は竹を切った時に枝を掃(はら)うときに使用します。一般では流通していない珍しい型です。この鎌(かま)には職人ならではのこだわりが盛り込まれています。
つるのこ
竹切り専用ののこぎりで押しても引いても切れます。目が細く、ささくれやすい竹の表面もきれいに切れます。
菊割り
竹を均等にわるための道具です。弊社では3枚割から9枚割まであり、用途や目的に応じて使い分けています。
ご注文の流れ
- 竹垣や製品についてのご相談はお電話やお問い合わせフォーム、工房までのご訪問のいずれかからお気軽にご連絡ください。
- お客様のご要望をお聞きし、必要に応じて現地調査を実施します。調査やご相談に基づいて、より良いプランやアイデアをご用意いたします。
- 調査やご相談の結果から、お見積書の内容をご説明させていただきます。作業工程や日数、費用まで詳細にご説明致します。疑問点などありましたら、お気軽にお尋ねください。
- 内容にご納得いただけましたら、作業に入らせていただきます。
納期について
高さや幅といった大きさのご指定(1cm単位)はもちろんのこと、地面に傾斜があり設置しづらい場所への対応、また竹の太さや幅、素材の変更まで、お客様のご希望やお好みに合わせて、できる限り細かなご要望に対応します。ご依頼いただいた後に、材料の手配をして製作いたします。ご注文内容やほかのご注文の状況により、納期が異なりますため、お気軽にお問い合わせください。